2007年02月05日

ベテラン向け 磁場解析参考書(実用性の高い参考書)

ここ数年で、新しい書籍が出ているようなので、大手の書店にて内容を確認してきました。 磁場解析もついに実用性の高い参考書が出たか、、と思ってしまいました。

というわけで、内容の良かった書籍を紹介します。



最新 三次元有限要素法による電気・電子機器の実用解析
著者:河瀬 順洋 氏 伊藤 昭吉 氏

以前紹介した「有限要素法による直交電磁石の設計と応用」の続編です。

特に3次元有限要素法での解析事例とその実験結果の比較が多く、参考となるデータが多くあります。磁場解析だけに固執せず、現象の把握を行うという視点から解析対象を捉えており、実用性の高い参考書です。



最新有限要素法による電気・電子機器のCAE
著者:伊藤 昭吉 氏 河瀬 順洋 氏

上記の「最新三次元有限要素法による電気・電子機器の実用解析」の続編で3作目です。

アクチュエータ・開閉器・変圧器などの事例に加えモータの解析事例も有り、コギングトルクや動作特性解析など各種解析事例が記載されています。

また、CAEを最大限利用するための設計手順(ワークフロー)についての記述もあり、参考になります。




三次元有限要素法―磁界解析技術の基礎
著者:高橋 則雄 氏

簡潔かつ丁寧に書かれており、難しい内容が分かり易く書かれています。電磁気学の基礎から有限要素法(辺要素法)の定義式,ガラーキン法,非線形材料の定義法などの基礎理論が漏れなく記載されています。

特に、磁気ベクトルポテンシャルに電気スカラーポテンシャルを連立させて加えて解くA-φ法の導出は磁場解析理論の基礎となる部分なので初歩段階では非常に参考になると思います。演習問題も多くあり、学生にも向いている参考書だと思います。





これまでに紹介した書籍の中でも、
有限要素法による交直電磁石の設計と応用
最新 三次元有限要素法による電気・電子機器の実用解析
最新有限要素法による電気・電子機器のCAE
以上の3冊は磁場解析を仕事としているエンジニアにとっては、必読の実用書だと思います。

また、
電気工学の有限要素法
三次元有限要素法―磁界解析技術の基礎
は、有限要素法による磁場解析技術の習得を目指す学生に参考になると思います。



posted by 研究員 at 23:44 | 磁場解析の参考書
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