


ただし、
Pe:電気入力
Pm:機械出力
V:入力電圧
I:電流
ω:角速度
T:トルク
E:逆起電力


ただし、
R:抵抗
Ke:逆起電力定数
N:回転数
Kt:トルク定数
※摩擦・空気抵抗などの機械損失等は考慮なし。
以上の式から主だった設計パラメータが導かれます。
しかしながら、実際にはモータは時間とともにその状態を変化させながら回転するため、過渡的な見方でとらえる必要があります。
過渡的なモータの特性を把握するためには、モータの伝達関数を導出し、微分方程式を計算する必要があります。
回路方程式

運動方程式

方程式を見ればわかりますが、線形のモータ特性の式もモータの伝達方程式から算出されていることがわかります。
と、ここまで説明しましたが、さまざまな設計パラメータが複雑に入り組むため、文章だけで完璧に説明することは出来ないように思います。
理解している方であれば、おそらく頭の中ですべての内容が繋がってるのではないでしょうか?個人的には、それぞれの設計パラメータの受け持つ機能の関連性を見るということが重要なように思います。
一般的な方法ですが、要因展開図などを用いてその都度分析するのも有効な手法と言えるでしょう。